パウっとんちゃ~ん

沢登りと山岳スノーボード(山ボード)と他もろもろ

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旭ノ川 グボ谷右又(クボ谷?) 白滝?

送信者 2008_09_03旭ノ川グボ谷

120mの滝(の横)を登る
地形図上のルート

・動画


・谷の名前について
 "2006年版 昭文社 山と高原地図 大峰山脈"には「グボ谷」と書いてあるが ドンくさもと君は「クボ谷。"クボ谷"でネット検索したら、同じ滝の写真でてきた。」て言ぅてはった。

・一緒に行った人
 ドンくさもと君

・嬉しかったこと
 120m大滝を登れたこと。出だしだけは水線沿い。10m登って水線から、右側のリッジに移り、そのままリッジを登っていった。

・かなんかったこと
 朝3時過ぎ起きで3時半から運転開始。
 大滝登りの最中、ドンくさもと君がエイト環やハーケンを落とす…。また まっきっきのアブがたかる。
 帰りの林道では 白黒のアブみたいなんが数匹ずっとたかっていた。走っても逃げられなかった。

・感謝してること
 癒し渓モードやったにも関わらず、一緒に登ってくれたドンくさもと君、ありがとうございました。また、引きずりまわしてしまい、すんませんでした。

・少し残念やったこと
 下山で通ろうとしていた道が見つけられなかったこと。下山時、ショートカットルートがいたるところに散見されたが、ドンくさもと君を説得できなかったこと。

●車から大滝まで
 今年の旭ノ川本流降渓時に目をつけておいたソマ道を使ってみると、予想通り、出合のスグ近くに降りれた。道は若干 幅が狭くて高度感があるとこもあるが、殆どは歩き易く、また傾斜も緩く イイ道や。出合下流側に吊橋があるが、これは駐車地から見えてる吊橋よりも下流側のモノのように思う。谷の出合は川原のようになってる。これは堰堤の影響と思う。チョロチョロ流れる川をたどっていくと、殆どが直登できる5m前後の滝がポンポン出てくる。やがて、10mぐらいの滝もポンポン出てくる。二又は左又の美瀑の下まで行ってから、右又のほうをとる。地道の林道を越えて2~3個、滝を越えると100mはあるかと思わしき大滝に出て、ワーっと歓声があがる。水流の左右の壁も立っていて、大迫力。ミニ三脚を出して、滝を撮る。癒し渓モードのドンくさもと君は嫌がっていたが、この滝を登ることにする。彼は「ハーケン打ちに自信が無い」とも言っていた。自信を得るには自分で打って登っていくしかないのだが、、、まずは、落ちても大丈夫なところで打ちたいということやろうか。

●滝 攀じ登り
・1P 45m 俺 9:55~11:25
 上下合羽を羽織り、お互いのハーネスに8.2mm40mロープの末端を結び、ドンくさもと君にビレイを頼む。ドンくさもと君は「ワタイは自分の判断で無理と思ったら登らないっすから。」と言う。前鬼川不動七重滝の降渓時のことを思い出す。そらそや。自分の判断や。ビレイヤーだろうとフォローだろうと自分の判断や。ドンくさもと君は正しい。っつか、どこに行こうがソレは当たり前や。あと、ドンくさもと君は「ヌルヌルっすよ、ヌルヌルっすよ」と言っていて、「遠目でハッキリ分かるんかなー」と思っていたが、後から訊くと「ヌルヌル」はネットからの情報やったようや。
 二人で1分ほど気功を行い、集中して登り始める。
 「滝登りは濡れてるとこを登らなくっちゃ」の信条?を持つ俺としては水流から登る。
 「最初の10mほどはコーナーがハッキリしてるし登り易いやろう」と思っていたが大間違いで、なんだか出だしから苦労する。シャワーを浴びながら2歩 登った後、TRICAMの赤(ピンクかも)をセット。うまく決まる。その1mほど右上にBallnutzの赤紫をセットして3歩ほど登ってスタンス広めのところに立つ。フ~っ。ココでハーケンをブチ込む。よぉ効いてる。その後、どうしようか迷ったが 水の流れるコーナーはイイ割れ目が少ないっつか殆ど無いように見受けられたので右に斜上トラバースし、乾いた岩のリッジ状を登る。4m程あがって再度ハーケンをぶち込み、また4~5m登ると真新しいボルトを発見。ドンくさもと君に伝えると「ボルトは信用するな」とのこと。言われなくてもテストはする。彼は黒瀬谷でのこのボルトはネジ穴がついてるハンガーをつけるタイプや。ハンガーは持ってないので、幅狭のテープを巻きつけてランニングを取る。岩自体のフリクションは悪くないが手で持つところが少ない。仕方がないので、苔のような木ぃみたいなのを持ちながら若干 立ってきた壁を右に左に向きを変えて登っていく。安定したバンドになんとか這い上がれたが、リスが無い。ビレイ用にボルトを打ってもいいが、時間がかかるし、ドンくさもと君は現在ハーケン・ボルト恐怖症や。あと6mほど登れば少し右に立ち木がある。あの立ち木でセカンドビレイしたい。ロープ残を効くと3m。届かないので、手持ちの6mmロープシュリンゲを継ぎ足す。もぉココ、あの立ち木までの間は絶対に落ちられへん。滑ったら かなり下まで行くで。少し躊躇したが なんとか立ち木を掴む。掴んでみると、これ、なんか、上流側半分が無い。ランニングをとるにはいいが、ビレイポイントとしては いまいち信用できない。3m右手にしっかりした木があったんでそこまでトラバることにする。細めの潅木に長めのテープシュリンゲを組み合わせて、それを持ってトラバった。で、セカンドビレイ。「自分の判断で」てゆうてたし「登ってくるのかな?」と心配したが、登ってきた。「ハーケンを落とした」とのこと。ハーケンを落とさんようにするためのグッズは持参してないとのこと。雨がパラついたが すぐやんだ。

・2P 5m ドンくさもと君 11:25~12:45
 モンキークライムとはいっても、足元不安定やし、持てる木ぃも、なんか小さ~い短~いやつ とか 苔の固まったような感じの木ぃや。ワシャワシャーと登ってったが、なんかオガってる。「ロープが流れない」とか「潅木だらけ」とか「藪やー」とか言うてはった。「ほな そこで切ってー」というが、「伐れないー。戻りますー。」とのこと。え?戻るて?ま、えっか。落石をガラガラ起こしながら彼は降りてくる。この頃から雷ゴロゴロ言うてた。彼の心情を思うと鳴りやんでほしいところ。で、少し右手の太い木のとこにセルフを取る。一段エイヤっと登ったあたりのランニングは そのまま。
で、そこで、「あ゛ーーー」とオガるんで、何か!と思ったら、「エイト環おとした」とのこと。「え゛~、どうしよう」とかゆうてる。途中の木ぃやらで様子がよく分からないので「上まで上がるからちょっと待って。俺とりに行くわ。」て言うて ドンくさもと君の残したランニングの下の狭いバンドまで登る(ドンくさもと君は臨機応変にカラビナビレイ)。で、表情を見ると やや憔悴気味。でも、まぁ大丈夫っぽかったので、自分でシングルで懸垂してもろて取りに行ってもらう。戻ってきても何も言わないので、「エイト環あったん?」と訊くと、「あった」とのこと。「喉渇いた。水持ってない。リード行って。」とのことだったので、ザックの茶を渡し、ギアを受け渡す。で、「しんどい」てゆわはるんで少し休憩。

・3P 20m 俺 12:45~13:15
 苔みたいなんやら、潅木やら持って、エイエイっと登っていく。スタンスはあるようで、あまり安定していない。崩れそうで ちと怖い。が、なるべく安定してそうなところを選んで右に左に斜上しながら登る。植生が濃いところもあるが、薄いところもあり、登り易そうなところを選んでった。で、やっぱりロープが流れ難ぅなってきたんで、太めの木のあるところで切る。

・4P 25m ドンくさもと君 13:15~13:40
 安定してきたが、土のところは枯葉のズルズルやしロープ無しでは怖い。また 立ち木も間隔があるところがあり、ドンくさもと君、落石を起こしながらも よぉ登りきったと思う。

・5P 30m 俺 13:40~13:55
 4Pと比べても かなり登り易ぅなったが、念のためロープを引っ張っていく。水の音も変わり、落ち口に近づいた様子。一度、落ち口に近づこうとしたが、まだ 水流は傾斜がキツいので そのまま直上。あと10m前後で落ち口と思われる高さのところまできたが、ロープが流れなくなったので太い木で切る。

・6P ロープなし 高低差10m 13:55~14:10
 ロープはしまい、落ち口へのバンドを探りつつ登る。でも、もうどっから行っても大して差はなさそうやったんで、安全牌のルートをとり落ち口から高さ4mほどの小尾根を越えて水線に戻り、そのまま10mほど戻ると落ち口やった。ダム湖が見える。凄い景色や。ドンくさもと君の言う通り 落ち口フェチにはたまらん景色やろう。

●大滝の後
 まずは昼食休憩30分。水もガブ飲みして復活。右岸に道が無いか気にしつつ登る。下から見て13mほどの滝があり、直登する。シャワーでスタンスが見難かったけど、落ち着けて登った。難しくはなかった。ドンくさもと君も直登しようとしたが手間どってて、「ロープを垂らすわ。」と言うたが、濡れるのが嫌みたいで、「濡れる岩を攀じる」はどこへやら。「巻いたほうが早い」と左岸側から巻いていく。滝は斜度を緩めて そのまま続く。結局 高低差は35mほどの結構高い滝やった。ドンくさもと君が滝の途中に降りてくるときように、6mm10mロープを投げて渡した。
 地形図の林道の場所を入念にチェック。この高度まで行ったら右岸にあがろう と決めていたが、植林の伐採した木が谷底まで落ちてきてたりして、棘も多くなり、歩き難なってきたので少し早めに右岸側の登り易そうなところを登っていく。この頃から雨も本降りになりだす。最初は倒木をまたいでアスレチックみたいな感じで登ってったが やがて登り易いところが見つかって、谷から100m高度を上げたところで林道にポンと出た。

●下山
 林道はよく手入れされてるのか歩き易い。軽4なら楽勝やろう。ここは林道なのに周りは自然林。林業のための道やのうてダム関係の道なのかも。地形図に出ている点線の道で降りる。つもりやったが なぜか見つからない。あまり一生懸命 探さなかったこともあるが、いつの間にやら瀬戸ダムの堰堤まで来てしまい、「ま、えっか」と延々とアスファルト道を下って出発時に渡った堰堤につく。最後の吊橋が本日の核心部やったかも。林道ウォークでは雨降り。谷中では そんなに降らんかったんでラッキーやった。車に着く頃には雨も止んでいた。

・温泉
 夢の湯に寄ったが閉まっとった。なので、どこにも寄らずに帰るつもりやったが、あまりにも腹が空き、天辻峠を過ぎたところの食堂で ざるそばを食す。ドンくさもと君は3玉も喰ってた!元気!

・費用
 ガソリン代(2人で割り勘して1人あたり)…1500円
 ドンくさもと君ちまでのガソリン代…400円
 天辻峠近くの食堂で ざるそば…420円
 ----------------
 合計2320円

・ファイントラック(finetrack)のフラッドラッシュの感想
 日曜に買ったフラッドラッシュ。おろしたてー!
 最初に川に入った時に水をかけてみた。はじく、はじく。超感動。
 が、林道で雨に降られているときは 全くといっていいほど はじいてなかった。

・追記
 あとからネットで調べると…、120m大滝は白滝という名前らしい。
写真のページ
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/09/04(木) 00:48:56|
  2. '08谷
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

七つの顔を持つ男?

この日こっち(播州南東部)は集中豪雨でしたが増水してませんでした?
それにしてもDonくさもと氏、写真ではモンモン氏と酷似しています。双子の兄弟でしょうか。
  1. 2008/09/04(木) 07:33:43 |
  2. URL |
  3. Y口 #-
  4. [ 編集]

>増水してませんでした?
谷中は全く増水してまへんでした。昼前からパラパラ降ったりやんだり、3時半頃から1時間ほどザーっと降ってましたわ。車への帰着前に旭ノ川本流を渡ったんですけど、朝よりは ちょっと増えてました。とはいっても、増水ゆうほどやなかったです。
  1. 2008/09/04(木) 07:39:42 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

>Y口さん
どんくさもとです。モンモン氏とはまったく関係ありまへん。

>Fontaineどの
癒し溪モードのときは登攀したらろくなことがありまへん。怪我しますワ。ハード溪の時は事前にご連絡を。
その上でほんまご迷惑をおかけしました。
  1. 2008/09/04(木) 09:35:54 |
  2. URL |
  3. Donくさもと #-
  4. [ 編集]

癒し癒されウリウララ

>ドンくさもと君
いやぁ、ほんま癒されましたゎぁ。景色も素晴らしかったし、特に難しいところもなかったし、下山は安全牌の林道ウォークフェチやし、あれは癒し渓でしょー。林道から見た大滝も なかなか幽玄というか雰囲気あって えがったっすね。感慨深いもんがあった。
っつか、わたい、地形図見て「高い滝ありそうやなー」とは思てたんですけど、行く前も現場ででも、そないハードとは思てなかったんですよ、正直なところ。ま、水の無いところで時間かかっちゃったんで、喉が渇いたりとか、腹が減ったりとか、帰りの林道の長さとか、金網越えとか、最後の吊橋の両端での有刺鉄線とか、最後の本流から車までの登り とかは結構ハードやったかも。
今回も一部は そやったんですけど、出発前「癒し渓やろー!」とか「らくちーん」て思ってても 実際いってみると そうでなかったりってことが ワタイの場合は多いですわ。この予想が外れるところがワタイにとっては楽しいところではあるんですけど、「引きずり回される」ほうの人にとってはタマりませんよね。
  1. 2008/09/04(木) 11:52:37 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

>Fontaineどの
なるほど、要は考えようですねー。予想外のことはよくありますよねー。それが「溯行の醍醐味」ちゅうモンですわね。
そのためには、「どないかなる」と思える裏づけが必要なんやと、今回は改めて思いました。まだまだこれからですわ。
今回はほんまおおきにでした。
  1. 2008/09/04(木) 22:58:37 |
  2. URL |
  3. どんくさもと #-
  4. [ 編集]

裏づけ

>どんくさもと君
そういや林道でも そんなこと言うたはりましたね。そうですね。裏づけが無いとマージンを多めにとるしかないと思います。ほんじゃまた!
  1. 2008/09/05(金) 01:33:30 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

感じの良い滝ですね、そそられる・・・書き方悪いかな。
  1. 2008/09/05(金) 13:58:48 |
  2. URL |
  3. りんご畑 #oPGh3Nd6
  4. [ 編集]

そそ

>りんご畑さん
下まで行ってもらったら もっとそそられるかも。
  1. 2008/09/05(金) 15:06:34 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

おもろそう

手元に『大峰山系の谷』 が無いのですが。これを元に書かれた『日本登山体系10関西・中国・四国・九州の山』 の旭ノ川流域の概念図ではクボ谷となってますね。二又の後すぐに 白滝120m 40mと連瀑のように書かれてますヮ。
まあ、こんな大雨の降りそうな天気の時は本流筋の癒し渓のほうが増水で危ないような気がしまっせ。先日も東の川の西ノ滝の下で動きがとれなくなったパーティーもあったとこやし・・・・
フラッドラッシュ(舌かみそう)? なんか気になりますけど、これで防水が期待できたら快適そうやなあ。
  1. 2008/09/05(金) 20:44:45 |
  2. URL |
  3. N来 #-
  4. [ 編集]

白滝

Fontaineさん☆

お疲れさんどす。
やっぱりこの滝は100m以上あるんですね。
途中で折れているし、上の方は下から見えにくいのでどうかなとは思っておりました。
滝の上流は如何でしたか。案外穏やかなナメになっていたりしそうですが。

  1. 2008/09/08(月) 00:25:29 |
  2. URL |
  3. ふぇるめーる #VEIOABK.
  4. [ 編集]

滝の上流

>ふぇるめーるさん
滝の落ち口から先は…、ナメも少しあったと思いますが、また25mぐらいの綺麗な滝(上部斜瀑)がありました。v-282その滝の後は倒木が谷を塞いでました。v-292
  1. 2008/09/08(月) 04:25:36 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

連瀑

>N来さん
120mより上流側に標高差30m前後の滝はあるんですけど、だいぶ離れてます。
おっしゃる通りで、昨今の天候から集水域の広い谷は避けて あっこにしました。
  1. 2008/09/08(月) 04:58:45 |
  2. URL |
  3. Fontaine #2BpXGxgk
  4. [ 編集]

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